LEAF Vol.22 仕事の本+中学生のイチオシぷち
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靴を売るシンデレラ
ジョーン・バウアー/著
灰島 かり/訳
小学館
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シカゴに住む少女・ジョョナは、たまたま始めた靴屋のアルバイトで、隠れた才能を発揮。
それまでの、さえない高校生から、お客様に必要とされる、優秀な販売員に華麗な変身を遂げ、充実した日々を過ごしていた。
そんな彼女の働きぶりに目を留めたのが、ジョナのバイト先をはじめとして、全米に176店舗を展開する靴屋の創業者で現社長でもある、73歳のおばあさん。
免許をとったばかりのジョナは、彼女のお伴兼運転手として、巨大キャデラックを運転し、各地の支店を回りながら、最終目的地テキサスまでの6週間の旅に出る事に!
物を売るってどういうことなのかを、現代のシンデレラ・ジョナが教えてくれる。
「赤毛の女医アン」シリーズ
福田 隆浩/著
講談社
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山すそに開かれた田舎町の診療所に、勤務することになった、准看護師のひとみ。
彼女と共に、診療所の新しい医者としてやってきたのは、なんとも風変わりな、赤毛の女医「アン」先生。
その奔放な性格と、型破りな言動は、周囲の度肝を抜いたり呆れられたり。
ひとみもまた、アン先生の非常識さに、最初は引き気味だったが、前向きで、やるべきことをやり遂げるアン先生と共に働くうちに、
以前の勤務先の出来事が原因で、自信を失いかけていたひとみにも、徐々に変化が訪れて…。
自由すぎるアン先生の仕事っぷりが、爽快で気持ちいい。
1.赤毛の女医アン
2.アン先生、急患です!
3.天才女医、アンが行く
陰陽屋へようこそ
天野 頌子/著
ポプラ社
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王子稲荷に守られた、小さな商店街に、ある日開店した「陰陽屋」。
「陰陽師・安倍祥明(あべのしょうめい)」を名乗る店主は、胡散臭い毒舌家のイケメン。
超美形陰陽師と、ひょんなことから、店でバイトをすることになった主人公の瞬太とのへっぽこコンビが、
暢気な住人が怪しげな店に持ち込む、街の小さなやっかいごとに、挑む!
俊太から見れば(…読者から見ても)、サギ・インチキ以外の何物でもない手段ながら、
不思議と相談されるやっかいごとを解決してしまう、自称陰陽師の華麗な(?)手管を、とくとご覧あれ。
医学のたまご
海堂 尊/著
理論社
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大好きな歴史以外の教科は、どちらかというとオチコボレ気味な男子中学生・曾根崎薫は、
世界的なゲーム理論学者の父親が問題を製作した「潜在能力試験」でうっかり全国1位の成績を取ってしまったせいで、
「日本一の天才中学生」として医学部の研究室に入ることに。
成績優秀なクラスメートや、理解ある研究生達に助けられながら、なんとかボロを出す事無く、研究を進めた結果、
なにやら大発見を引き当てて、研究室は大騒ぎ。だが、薫を研究室に引っ張り込んだ教授の大暴走から、薫は大ピンチにおちいり…。
学問を仕事にしている世界が垣間見える1冊。
ピアノ調律師
M・B・ゴフスタイン/著<
末盛千枝子/訳
すえもりブックス
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ルーベン・ワインストックは、腕のいいピアノ調律師。
2年前から、息子夫婦の忘れ形見、孫のデビー・ワインストックと共に暮らしている。
男やもめの自分が、孫娘にしてやれるのは、ピアノを教えてやることぐらい。
だから将来、デビーが演奏家になってくれればいい、そうルーベンは思っていたが。
ルーベンの意に反して、デビーが最も美しいと思う音楽は、おじいちゃんがピアノを調律する音。
そう、彼女の願いは、おじいちゃんみたいな、腕のいいピアノ調律師になることだった。
ひたむきに夢を思い描き、語る孫娘と、その孫娘を愛して止まないおじいちゃんの日常を、やわらかな挿絵と文章が、やさしく紡ぐ物語。
「仕事の絵本」シリーズ
大月書店
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将来について、仕事について、質問されたり、友達と話をしたりするけど、
「よくわかんないんだよね」、「まだ先のことだよ」。そんなあなたに。
それじゃあ、まずは、「仕事」って、「働く」ってどういうことか、考える事から始めてみようか?
絵本仕立てのこの本では、1~5巻で、「仕事ってなんだろう」とか「なんで働くの?」そんなことについて考え、
6巻では、ワークシートを使って、あなた自身とあなたが興味を持つ仕事を結びつける作業や、
具体的に、なにかの仕事についた時、どれぐらい働けば幾ら稼げて、どんな生活が出来るかを考える作業に挑戦。
あなたの未来、どう描く?
1. 仕事ってなに?
2. 人はどんな仕事をしてきたの?
3. 仕事のつながり、仕事のしくみ
4. 働く条件ってどうなってるの?
5. これからのライフスタイル
6. 仕事を考えるワークブック
プリンセス・アカデミー
シャノン・ヘイル/著
代田 亜香子/訳
小学館
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何百年もの間、エスケル山で採れる美しい「リンダー石」を切り出して生計を立ててきた村。
そんな山奥の村に、ある日突然降って湧いた「王子様のお后選び」の話。
主人公・ミリをはじめとする20人の少女が、山のふもとの「プリンセス・アカデミー」で、1年間のお后教育を受けることに!?
お姫様になろうと思ったら、ダンスや礼儀作法はもちろん、歴史に地理に商業までも学ばなくちゃならなくて、読み書きも出来なかったミリ達は、
助け合ったり仲たがいしたりしながら、視野を広げ、心も頭も成長していく。
「学ぶ事」が、将来の可能性を広げるんだって感じさせてくれる、素敵な物語。
みえない未来相談室。
k.m.p./著
河出書房新社
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サブタイトルはズバリ!
「すきなコトを仕事にする方法」。
もはや自分たちでも、自分たちの職業がナニなのかわからないくらい、
「すきなコト」をあれこれやり続けてお仕事にしちゃったユニット「k.m.p」。
その二人が、将来が全く見えていなかった10代の自分達へ、そして今、将来について悩んでいるあなた達へ、
「悩み」への「解答」ではなく「考え方」を提示してくれる。
今の自分と将来の自分が全然つながらない、やりたい事とできる事が違うよ、そんな悩みのアレコレを解きほぐすヒントがみつかるよ。
お疲れさまです! マンガで読める職業カタログ
吉川 景都/著
日本経済新聞出版社
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22人の働く女性。その多種多様な仕事の内容から、仕事をする上での心構え、出勤スタイルやカバンの中身までも紹介しているコミックエッセイ。
憧れの職業だったり、名前は知ってても、何をやっているかは良く分からない職業だったり。
どんな仕事にもある、その職業なりの、面白さややり甲斐、大変さに触れて、将来の選択肢を広げてみよう!
中学生からの職人塾
伊藤 建男/著
リヨン社
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自分の技術(うで)一本で身を立てる職人。そんな職人になりたい!!
と思ってもぶつかるいくつかの壁。
まず、何を作る職人になるの?そして、職人ってどうやってなるの?(求人広告を見てものってないよね…?)
そんな疑問に答えるのが、この本!
昔から、「ものづくり」が盛んな日本の、あらゆる職種と、職人になるためにすべきコトを大公開!!
愛するサッカーを仕事にする本
アスペクト
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サッカーをはじめとするスポーツの世界ももちろんだけど、他のどんなジャンルだって「プロ」になれるのは、ほんの一握り。
「コレが大好きだけど、プロになれるほどの力は無いし…」そう思って、諦めてしまう?
この本では、サッカーを愛して止まない人たちが、プロ選手とは違った形で、大好きなサッカーに関わる仕事につくまでを、語ってくれる。
サッカーに限らず、「大好きだから関わりたい」ものがある人、必見。
中学生のイチオシぷち
ダレン・シャン 1 奇怪なサーカス
Darren Shan/著
橋本 恵/訳
小学館
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この本の主人公はクモが大好きという、少し変わっている少年ダレン・シャン。
ある日、ダレンの親友の一人のアランという少年が一枚のチラシを持ってくる。
この時ダレンは、この薄っぺらい紙切れ一枚によって自分の人生が大きく、それも悪い方へ変わってしまうことなど考えもしなかったでしょう。
このチラシに書かれていたのは「シルク・ド・フリーク("異形の見世物"の意味)」。
ダレンはそのフリークショーを見にいってしまいます。そこでダレンは見世物に使われていた毒グモのマダム・オクタを盗んでしまいます。
一緒にフリークショーを見に行ったスティーブを家に呼び、マダム・オクタを見せます。
すると少し気を抜いたすきにマダムがスティーブの首に飛び乗りスティーブを刺します。
それを見たダレンは泣きわめきマダムを外へ投げ捨てます。
そこでマダムの飼い主のラーテン・クレスプリーが来て、親友を助けてほしくば私のところに来い、と言ってきました。
ダレンはスティーブを見捨てるか、それとも助けるか。ダレンの運命の歯車がここから少しづつくるいはじめます。
ガジュマル
中学生のイチオシぷち
バッテリー 6
あさの あつこ/著
教育画劇
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天才投手「原田巧」とキャッチャー「長倉豪」の出会い、そして成長を描いた物語…。
二人の出会いは小学校の時の少年野球の中国大会であった。
他をよせつけない圧倒的な投球に豪は「あの球を受けたい」と憧れる。
そして中学にあがるときに、なんと巧が豪のいる地域に引っ越してくるのであった。
巧はそれまで「仲間」や「協力」ということの大切さが全く分かっていなかったが、豪と出会い、バッテリーを組み、
そしてたくさんの仲間に支えられて投手として人間として成長していきます。
また、天才打者「門脇秀吾」との天才同士の対決も見のがせません。
この本は野球を通じて「仲間」の大切さや「協力」することの大切さを教えてくれるとても良い本です。
坊主マン
中学生のイチオシぷち
デモナータ 一幕 ロード・ロス
Darren Shan/著
橋本 恵/訳・田口 智子/絵
小学館
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平穏な毎日をおくっていた主人公グラブス。その家族は大のチェスマニアだがグラブスは違った。
グラブスだけはあまり好きではなかったが、いやいややらされているうちに強くなってしまった。
ある日、グラブスは姉にイタズラをして家族からきびしい罰を受けてしまった。だが、やけに家族がやさしいということに気づいた。
それからグラブスは親せきの家に送られ、一人だけ遠ざけられた。何かおかしいと思ったグラブスは急いで家にもどった。
家の中では「ロード・ロス」が悪魔を連れてまっていた…。
ここが悪魔のたびの始まりだとはしらず主人公グラブスは足をふみいれてしまう。
ここからはじめる色々な物語は、すごく楽しく、悪魔の事がよくわかり、主人公の成長を書いたすばらしい本です。
チキン
なにになる?LEAF Vol.22
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なにがしたい?
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