LEAF Vol27 そうだ！旅に出よう!!

「どこか行きたいとは思うけど、すぐには無理～」
そんな人は、とりあえず、本の中で旅してみよう。
例えば、こんな旅は、どうだろう。
世界中の様々な家を見て歩こう！世の中を見渡せば、
「こんな家に本当に住んでるの！？」って驚くような、風変わりな家がたくさん。
いったい、どうしてそんな家が、街並みが出来あがっちゃったのか。
豊富な写真と共に、著者の撮影記を楽しめば、その謎が解ける！

絶世の美女で人智を超えた謎の存在『金星』の、花婿選びが始まった。
どこからともなく現れて、花婿候補を運び去る特別列車「金星特急」。
乗り込んで帰って来た者は一人もいないその列車に乗るため、今回の出発地・東京駅にやってきた少年・錆丸の目的は、一目ぼれした｢金星｣にプロポーズする事！
そこで出会った、隻眼に黒ずくめの無愛想な男・砂鉄と、金髪碧眼で白いマントをひるがえす、王子さま然とした騎士・ユースタスを仲間に、錆丸の試練の旅が始まる！
パラレルな世界を舞台に繰り広げられる冒険譚は、シリアスとコミカルの配分が絶妙！

親代わりのアラベラおばさまの危機を救うため、ジャック少年は、
執事のプレイズワージィを相棒に、ゴールドラッシュにわくカリフォルニアへ、意気揚々と旅立った。
が、しょっぱなから旅費をスられて、前途多難。
船にはなんとか密航できたけど、はたして２人は無事に、西部の街にたどり着き、大金を手にボストンへ戻れるのか！？
一攫千金を狙う荒くれ者たちの中でも、執事として、常に紳士的な態度を崩さないプレイズワージィと、気の優しい少年ジャックの、おっとりコンビが繰り広げる冒険譚に、ワクワクが止まらない！

長い長い長い嵐の後、記憶をすべて無くしていることに気付いた、一人の旅人。
道行く人々に聞いても、男のことを知る者は、誰もいない。
そんな旅路の中、男は不思議な生き物たちに次々と出会う。
とっても首が長い動物、体中が白と黒のシマに覆われた馬、首のまわりがやたらフサフサした大きな猫。
男は考える。いったい、この長い首は、なんのため？なんでシマシマなんだ？首の周りのフサフサは一体なんだ……？
　漫画家・山田玲司が描いた、優しい優しい絵本をどうぞ。

中学3年間、ほとんど不登校だった岡田くんは、ある時「お遍路」の存在を知る。
その後、中学を1年留年と言う形で学校へ復学した岡田くんだったが、その年の夏休み、たった一人で四国八十八カ所歩き遍路に挑戦することに。
15kgもの荷物を背負い、1400kmを歩き通す旅の中で、他のお遍路さんや地元の人に助けられたり、全ての判断を自ら下し、その結果も全て自分に返ってくるという経験をして、岡田くんは少しずつ、しかし確かに成長をとげる。
そんな旅を、2004年に経験した岡田くん、5年後の20歳のときには、自転車で日本一周にも挑戦した。その様子を記録した「20歳の「日本一周」」も一緒に！

「いつか鹿児島に届けてほしい」と、近所のトンダじいさんから、オルゴールと必要経費２万円を預かった小学生のハヤト。
「いつかでいいんだから」と、２万で携帯ゲーム機とソフトを買った矢先、トンダじいさんが、亡くなったという知らせが入る。
とたんに重くのしかかる、じいさんからの頼まれごと。
結局ハヤトは、離婚して離れて暮らす父親に知恵を借りるべく、大阪への一人旅に出発する。
旅の中で大人たちや様々な土地の歴史に触れ、知らなかったことを知る。
そうして、自分の中に新しい世界が開いていく旅は、きっと一生忘れることのない、大切な旅になるのだろう。

あのリカちゃんが、一人旅に！
「ママみたいな、すてきなレディになりたい」と言ったリカちゃんに、ママが渡したパスポートと飛行機のチケット。
色々な人に会って、色んな事を見て、たくさんの経験をつむことが、レディへの道。
リカちゃんの8カ国10都市にわたる旅物語をつづった写真集で、あなたもリカちゃんと一緒に世界旅行気分！？

これは、旅立たなかった者達の旅物語。
足の骨折の為に、中学３年生にとって最大の学校行事「修学旅行」に参加できなかった佐和子は、
同様に様々な理由で修学旅行に行けなかった・行かなかった子たちと、代替授業のため、一つの教室で３日間を共にしなければならなくなった。
クラスもばらばらで、接点の無い６人の間には、ぎこちない空気が流れ、気まずい雰囲気だったりもしたが。
それでも時間が経つうちに、ちょっとした事件を解決したり、ささやかなイタズラを共有したり、日常の中の非日常体験を通して、６人の距離は、少しずつ縮まっていく。
６人＋αだけが体験した３日間は、確かに｢修学旅行｣だった。

古い遠い時代、どこか遠い国にあった「ドーム郡」を舞台にした、シリーズの第1巻。
人里離れた森の中で、　動物と小鳥と歌と踊りを友だちに、たった一人で暮らしていた少女・クミルが、ひょんなことから、ドーム郡の学校で、子どもたちの先生を務めることに。
だが、とある事件で無実の罪を背負い、その罰として、ドーム郡追放を言い渡される。
ただし、ひそかに迫る滅びから、ドーム郡を救うため、ある任務を成し遂げればこの処分は取り消される。
こうして、クミルの長い長い旅が始まった。
はたしてクミルは、ドーム郡を救う事ができるのか？！困難な旅路の果てをぜひ見届けて！

最近は、どこへ行くのにもナビが便利で、地図を見ながら知らない道を行くなんて、ほとんどしないかもしれない。
が、この本では、その地図を持って出歩く楽しみを教えてくれる。
山の上など小高い所から、地図と実際の街並みを見比べてみたり、歩いたり乗り物に乗って移動しながら、景色と地図とを照らし合わせたり。
地図から様々な情報を読み取る楽しさを、あなたも感じられるかな?