LEAF Vol28 「音」をかなでる本
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ぎぶそん
伊藤たかみ 著
ぽぷら社
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「ガンズ・アンド・ローゼス」というバンドに惚れ込んだガク。
自分たちでこれを演奏したいと願ったときに、バンドに絶対入れなければならない奴が一人。
それが、ちょっとおかしくて周りから敬遠されているけど、最高のギターリスト・かけるだった。
ベースのマロ、ドラムのリリイに、俺とかける。
友情と反発と恋愛と音楽を道連れに、14歳がかけぬける!!
ガッチャ!
ジョーダン・ソーネンブリック 著
池内 恵 訳
主婦の友社
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無免許の酔っ払い運転で、隣家の庭に突っ込んだ高校生・アレックス。
罪をつぐなう為に、老人ホームでの奉仕活動を命じられたアレックスが相手をする事になったのは、頑固で偏屈で口の悪い老人・ソルだった。
始めは、嫌々ソルのもとを訪れていたアレックスだったが、ジャズバンドの練習後、ギターを持ったままソルを訪ねた時から、二人の関係が変わり始める。
船に乗れ
藤谷 治 著
ジャイブ
全3巻
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音楽一家に生まれたサトル。
チェロ奏者として芸高を受験するも、過剰な自意識と自信が災いしてか、あえなく失敗。
敗北感を胸に、私立高校の音楽科に進学し、そこで出会った個性豊かな友人や先輩・教師たちと音楽漬けの日々を過ごす。
全3巻に渡って繰り広げられる、音楽・友情・恋・歓喜・痛み、そして哲学に満ちた「さわやか」なだけではない青春小説。
「グラスハート」シリーズ
若木 未生 著
藤田 貴美 イラスト
幻冬舎コミックス
2010年2月26日刊
ISBN:978-4-344-81906-1029-3
価格:\1200+税
全5巻
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「女だから」という理由で、バンドをクビになった女子高生・西条朱音の下に、その晩かかって来た3本の電話。
3本目で、ようやく明確になった電話の用件は…
「メジャーデビューが決まっているうちのバンドに、あんたのドラムが欲しい」
クビになったバンドじゃ、キーボードだったし!?
バンドを立ち上げたのは、ロック界のアマデウスと呼ばれる天才らしいし!?
なにより、バンドのメンバーに、憧れのギタリストがいる!?
訳のわからないうちに、訳のわからないまま、なし崩しに彼らと走り始めた朱音に置いていかれるな!
「聖夜」「第二音楽室」
佐藤 多佳子 著
文芸春秋
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佐藤多佳子による、「音楽と学校」をテーマにした2冊。
「第二音楽室」は、10代の少女たちを主人公にした4つの物語を収めた短編集。
色々と厄介で難しい少女時代に、音楽を介して、少しだけ繋がる人間関係や彼女たちの成長が暖かく描かれる。
「聖夜」は、男子高校生が主人公の長編。
牧師の息子の鳴海は、高校でオルガン部に所属する。
家族に対して、信仰に対して、そして自分に対して、様々なわだかまりを持つ少年が、音楽を通して一歩踏み出す力を得る。
息を聴け
冨田 篤 著
新潮社
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21世紀を迎えた年、1人の打楽器奏者と7人の学生が、ある挑戦をスタートさせた。
熊本県立盲学校で、打楽器アンサンブルの指導者を依頼された著者。
楽譜が「見えない」生徒たちに、どうやって演奏する曲を教えるか。
本来「目視」することが必要な奏法を、どうやって会得させるか。
指揮者がおらず、身振りや目くばせも見えない中で、開始の合図はどうするか。
問題を一つ一つ、根気強く解決していった末に、彼らは大きな花を咲かせる。
カウントダウンノベルズ
豊島 ミホ 著
集英社
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とある週のシングルチャートTOP10にランクインしたアーティスト達。
新人アーティストに追われる立場の歌姫。
子どものころから耳の中で鳴り続ける楽園を、みんなに見せたいと願い続けるDJ。
ラジオの企画から誕生し、順調に売り上げを伸ばしていたはずなのに、気づいたら「売れなく」なっていたバンド。
華やかな世界に生きる彼らの、人としての10の姿が描かれる。
はじまりの日
ボブ・ディラン 著
ポール・ロジャース 絵
アーサー・ビナード 訳
岩崎書店
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アメリカを代表するミュージシャンである、ボブ・ディランの代表作「フォーエバー・ヤング」が、
アメリカ生まれの詩人アーサー・ビナードによって、日本語訳され絵本になった。
息子を思って作られたというこの歌は、きっと君の周りの大人たちが、君に伝えたいことを歌っている。
いつでも今日が、君にとって新しい日であるように。毎日、新たに生まれ続ける君に、おめでとう、を。
高校生のオススメ
13歳のシーズン
あさの あつこ 著
光文社
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自分の容姿に自信がもてない茉理
周りの子より少し大人びている深雪
深雪に思いを寄せる真吾
受験の失敗を引きずる千博
初めはお互いに何の関わりもなかった。
そんな4人が夏休みの宿題を一緒にやることに!
かけがえのない仲間との出会いで
少しずつだけど着実に成長していく4人
そんな登場人物たちの等身大の魅力に
読んでいるうちに引き込まれていくはずです。
今13歳の人もそうでない人も楽しめる
1冊だと思います。
ページ数もあまり多くなく、
読書はあまり好きじゃないという人にも
おすすめなのでぜひ読んでみてください。
誰にでも悩みの1つや2つはあるもの。
でもこの本を読み終わったときには、
少しきもちが明るくなり、
前向きになっているはず。
ペンネーム クリリン
秋の夜長に、あなたは本を読む人?LEAF Vol.28
fromヤングアダルトコーナー
音楽を聴く人?
どうせなら、どっちも楽しんじゃおう!
音楽に魅入られた人たちと、
彼らのかなでる音楽が、
静かにあなたの心にしみるよ。