LEAF Vol.45 あれから5年

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LEAF Vol.45 あれから5年
LEAF Vol.44
fromヤングアダルトコーナー

東日本大震災から5年
あの時 何があったのか
あの時から 何があったのか
避けられぬ災害に対し
自分に何ができるのか
あの時を振り返って 考え、備えよう

あの日のこと
あの日からのこと

覚えているだろうか、あの日のことを。
足元が大きく揺れたこと。
テレビで見た、津波の映像。
多くの人が東北に駆け付けたこと。
節電のために、薄暗くなった街。
自分にもできる事はないかと、
気持ちばかりが焦ったこと。
あの時から今に至る「3.11」を
一度振り返ってみよう。

世界の言葉で「ありがとう」ってどう言うの?

池上 彰・稲葉 茂勝/著 今人舎 検索
あのとき、たくさんの国の人々が、津波で壊滅した東北各地に駆けつけてくれた。
助けてくれた人たちに、それぞれの国の言葉で「ありがとう」を伝えられたら。
そんな思いからつくられたこの本。
どれだけの人たちが助けてくれたのか、それを確認しながら、改めて「ありがとう」の想いを胸に刻もう。

AKB48、被災地へ行く

石原 真/著 岩波書店 検索
3.11からもうすぐ5年。あの年の5月から、アイドルグループ・AKB48は、毎月欠かさず被災地を訪れている。
「誰かのために」できることをしようとする彼女たちは、炊き出しでもがれき撤去でもなく、アイドルとして歌と元気を届け続けている。
悲しさと苦労の多い被災地に、笑顔を届ける彼女たちの活動に拍手を送りたい。

命のバトン

堀米 薫/著 佼成出版社 検索
「みやのう」こと宮城県農業高等学校で、生徒たちが34頭の牛と共に牛のコンテスト「共進会」を目指して頑張っている中、3.11が起こった。
多くの牛が津波に飲み込まれ、校舎も2階まで水につかった。
何もかも失い、5月にようやく授業が再開したみやのうでは、1か月半後の共進会に向けて、生徒たちと生き残った牛の挑戦が始まった!

アノヒカラ・ジェネレーション

笠原 伊織/著 京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 芸術学舎 検索
高校卒業目前に宮城県で被災し、東北の大学に進学した著者が、やはり進路決定の大事な時期に震災に遭い、それでも東北の地を己の在る場所に選んだ9人の若者たちに、どんな体験を経て来たのか、未来に向けて何を思うのか、インタビューする。
 3.11の真っただ中で、自分を、社会を見つめなおした若者たちの記録だ。

原発事故に立ち向かった吉田昌郎と福島フィフティ

門田 隆将/著 PHP研究所 検索
3.11に伴って起こった、福島第一原発事故。津波によって電源を失った原発は、そのままでは、爆発して東日本を壊滅させるかもしれない危機にあった。
それを防ぐために、被害を少しでも小さくするために、放射能汚染の広がる施設の中で、命を懸けて事故に立ち向かう69人がいた。

思い出をレスキューせよ!

堀米 薫/著 くもん出版 検索
紙本・書籍保存修復士の金野聡子さんは塩水に浸かり、泥まみれになった写真を1枚1枚洗浄し、治療する。
何もかも津波で流されてしまった被災地で、人々の思い出まで消えてしまうのをふせぐために。

紙本…賞状、手紙など絵や文字が書きこまれた紙のこと

そなえあれば

地震大国日本。
この国で生きていく以上、避けられない地震、そしてその他の様々な災害。
あなたの身にそれらが降りかかった時、
どうすればいいのか、
それに備えてあなたに何ができるのか。
きちんと知っておく必要がある。

親子のための地震イツモノート

ポプラ社 検索
20年前の阪神淡路大震災を経験した人たちの声をもとに作られた防災の本。
モシモ地震が起きたら…、ではなく、普段の生活の中で備えておく、それが「イツモ型防災」。
震災直後のリアルな証言は、経験していない私たちの胸にも突き刺さる。

知ってそなえよう!地震と津波

素朴社  検索
地震も津波も怖い。
でも、だからと言って、地震も津波もない国に逃げようというのは、現実的ではないよね。
怖いからこそ、相手の正体をきちんと知ることから始めよう。
我々に見えない地中や海中がどうなっているのか、それによって、どんなことが起こるのか、心がまえをすることが、あなたの命を守ることにつながる

OLIVEいのちを守るハンドブック

KADOKAWA メディアファクトリ 検索
災害が起きた次の瞬間から、私たちは命を守る行動をとる必要がある。
まずは自分の命を、次に回りの人の命を。
そのために必要なノウハウがこの本にはまとめられている。
「けが人への対処法」や「水を確保するには」など、基本的な情報から、避難所でストレスを減らし健康を保つ方法まで、いざというとき知っておきたい情報が満載だ。

高校生、災害と向き合う

諏訪 清二/著 岩波書店 検索
阪神・淡路大震災をきっかけに、2002年に全国で初めて創設された兵庫県舞子高校の環境防災科。
生徒の中には、幼い頃に震災に遭った学生もいた。
そんな彼らが、災害や防災について学び、それを小学校や近隣で防災授業として伝える。
さらに大きな災害が起これば、ボランティアとして海外へも向かう。災害と向き合う高校生たちの姿勢には、学ぶことが多い。

どうする!?
原発と日本のエネルギー

3.11に伴って起こった福島原発事故。
これをきっかけに、日本中が自分たちの使うエネルギーについて考え始めた。
この先日本のエネルギーをどうするか。
それは、これからの日本を背負っていく、君たちも考えなければいけない問題だ。
まずは、原発や他のエネルギーについて知ることから始めよう。

みえない雲

グードルン・パウゼヴァング/著 高田 ゆみ子 小学館 検索
授業中、突然鳴り響いた警報を皮切りに、14歳のヤンナ-ベルタは、原子力発電所爆発事故によるパニックに巻き込まれていく。
旧ソ連で起こったチェルノブイリ原発事故を受けて発表された本作品。
ドイツで20年以上読み継がれ、映画化もされている物語は、我々にとっては、絵空事ではない。

発電所のねむるまち

マイケル・モーパーゴ/著 杉田 七重/訳 あかね書房 検索
イギリスの田舎町。
その町はずれの湿地帯に置かれた客車に暮らす、ちょっと変わり者のペティグルーさんと、ひょんなことで知り合いになったマイケルは、彼女から自然の、この土地の美しさを教えられる。
だがある日、彼女の楽園・湿地帯に原子力発電所建設の計画が持ち上がり…。

おしえて!もんじゅ君

もんじゅ君/著 平凡社 検索
「高速増殖炉もんじゅ」の非公式ゆるキャラにして、ツイッターで人気者のもんじゅ君が、原発や放射能について、やさしく丁寧に説明してくれる。
原発に賛成・反対の前に、まずは原発やエネルギーについてちゃんと知って、そしてこれからどうしていくかを一緒に考えよう。
隠居を夢見るもんじゅ君は、そう語りかける。

日本一わかりやすいエネルギー問題の教科書

水野 倫之/著 講談社 検索
NHK記者時代から原子力関係の取材を重ね、解説委員になってからも原子力を専門とする著者。
そんな著者が、福島原発周辺の小中学生からの質問に答える形で、日本のエネルギーの今について、わかりやすく解説する。
これから、どんなエネルギーを使ってどんな生活をしたいか、あなたも考えてみよう。