LEAF Vol.56 大好きな生きもの
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しかるねこ
もじゃクッキー 作
株式会社KADOKAWA
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秋だね。美味しいものもたくさんある。
読書の秋なんていうし、勉強の秋ともいう。
スポーツの秋・・・。きりがない。
暑さも少し和らいで、心地よい陽だまりで昼寝でもしたいとネコは思う季節。
そして、人間だって例外じゃない!だって、人間だって動物だもの!
そういえば、本気でしかられたの、いつだったかな?
心配してくれるお父さんやお母さん。
分かっているのだけど、気持ちがゆるんでしまうのだ。
だから、たまにはネコちゃんにしかられてみよう。
オオカミでよかったよ
たち ようこ 作・絵
小さな出版社
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カッコウの鳴く声が好き。
野バラが好き。雨さえダイヤモンドみたいで好き。
そんなオオカミは、みんなから「ワルイオオカミ」と呼ばれている。
けれど、そんな事はどうでもいいや、毎日自由に生きているから。
そんなオオカミが散歩をしていると、後をつけてくるやつがいる。
後をつけてきた少年と出会い「ひとりはサイコウさ」と言っていたオオカミの気持ちが大きく変化する。
「ワルイオオカミ」と言われているオオカミの、とても良い人柄が出ている作品。
珍獣病院
田向 健一 著
講談社
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近年、街中でよく動物病院を見かけるようになった。
「イヌとネコの病院」や「犬の病院」など特定の動物を診ますよ、と看板にうたっている病院もあるが、「動物病院」という看板も多く見かける
。
この「動物病院」。実は、犬と猫だけという病院も少なくない事を知っているだろうか。
動物とは犬や猫だけではない。トカゲやカエル、トリやモモンガだって生き物だ。
ペットのウーパールーパーの様子が変、だけどどこで診て貰えば!?
という飼い主が、大切なペットのためなら遠くからでも訪問するという病院、田園調布動物病院。
石を飲みこんでしまったカエルや、腫瘍が出来た金魚の手術もあきらめない。
ちっぼけだけど同じ命。どんなペットも助けたいと、悪戦苦闘する獣医の診察日記。
世界でいちばん愛らしい帽子ねこ
サラ・トーマス 著
佐藤 美穂 訳
エクスナレッジ
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ネコ大好き!という人必見。
究極に可愛い帽子ネコが満載だよ。
ネコ用毛糸帽子の作り方の本。
耳の部分をあけないといけないけれど、可愛いペットのためなら頑張って作れるよね。
日本古来のネコから海外のネコまで色々な種類のネコが、お似合いの帽子を被って登場。
寒いのが苦手なネコちゃんのために作ってあげよう。今からなら冬に間に合うよ
赤い生きもの図鑑
小宮 輝之 監修
ネイチャー&サイエンス 編
河出書房新社
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私たち人間も同じだけれど、地球上にはたくさんの種類の生きものが生息している。
その生きものたちの体の色に注目してみた。
赤というと何を想像する?
攻撃的?毒がありそう?活動的で熱そう?どうして赤い色をしているのか不思議だよね。
疑問に思ったらこの図鑑を読んでみよう。
食べるため、身を守るため。
みんな必死で生きるための色を持っている。
他にも様々な色を使いこなす生きものがいる、理由を探ってみよう。
流砂にきえた小馬
アリソン・レスター 著
加島 葵 訳
朔北社
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牧場の家に住んでいる女の子、ビディー。
早く両親のように仕事をしたくて、一緒に仕事に連れて行って貰えるのを待っていた。
ある日、両親の話をぬすみ聞きしたビディーは、自分が牛集めに連れて行って貰えそうだという話を聞いて大喜び!
学校のお昼休み、親友のアイリーンに牛集めの話をしていると、アイリーンは家族の秘密の話を始めた。
行方不明になったおばさんといとこの事、きっと岬に流れ着いたのではないかと探し回ったが見つからなかった事。
アイリーンのおばさんはなぜ街を離れ、そして息子と一緒にどこへ行ってしまったのか。
少年は自然の中で成長した。家族の元へ戻っても、きっと笑顔で生きていける。
イートン校の2羽のフクロウ
ジョナサン・フランクリン 著
清水 玲奈 訳
エクスナレッジ
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10歳の頃、鳥類図鑑を愛読し、ケガをした鳥を見つければ、放っておけず、世話をする少年だったジョナサン。
ある日、友人が家の庭にモリフクロウの巣を見つけた。
お母さんフクロウは漁師に撃たれて赤ちゃんフクロウが何羽か残された状態だと知ったジョナサンは、フクロウを引き取って育てる事にした。
それから、フクロウとジョナサンの共同生活が始まる。
フクロウのせいで学校に遅刻したり夜中にフクロウとケンカしたり。
人間と鳥類を超えて本当の家族になった、ジョナサンとモリフクロウの交流の記録。
大好きな動物を描こう
岩崎 宏 著
エムディエヌコーポレーション
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動物の絵を描くのは、かなり難しい。
よく観察しても、目や鼻、耳の形、体毛のつき方を見極めるのは至難の業だ。
この本の中には、動物を描く時のポイントが、様々な動物を例にあげて紹介されている。
ウサギとカンガルー、ロバ、アフリカゾウ、チンパンジーの耳を比べる事など考えた事があるだろうか。
このように、別々の動物の部位を比べて、それぞれの特徴を捉え、骨格の違いや多方向から見た影の作り方などを細かく説明している。
ペットを飼っている人は、よく観察して描いてみると発見があるかも!
くまくまちゃん、たびにでる
高橋 和枝 著
ポプラ社
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山奥の一軒家、たった一頭で住んでいるくまくまちゃんの旅のお話。くまくまちゃんは毎日「旅」をしている。
一人旅(一頭旅)は大変なのだ。だって、何があっても一人だから。
それは楽しいことも沢山あるけれど、時には頑張らないといけない時もあるから。
くまくまちゃんの旅は毎日続く。しかもとても読みにくい手紙を書く。
けれど、その手紙を楽しみに待っている人がいる。
そう、君にもきっとそういう人がいるんだよ。読みながら思い浮かべてみよう。
LEAF Vol.56
fromヤングアダルトコーナー
季節は秋になりますが、まだまだ残暑が続きそう。
動物たちも暑さで疲れているかもしれないですね。
もちろん暑さに強い子たちもいますが、苦手な子たちもたくさん。
可愛い動物たちの物語や日常に目を向けてみよう!