フリスビーおばさんとニムの家ねずみ
ロバート・オブライエン著/冨山房 お百姓のヒッツギボンさんの野菜畑に冬の住まいを構え る、野ねずみのフリスビーおばさん。夫のジョナサン・フリスビー を亡くしてからは、女手一つで4匹の子どもを育ててきた。 そんなおばさんの目下の悩みは、霜が溶け始め、ヒッツギボンさんが冬 の住まいごと畑を耕す前に、夏の住まいに移動しな ければならないのに、3番目の息子・チモシーが体調を くずして、引越しは息子にとって、命取りになりかねない こと。 ...続き 大きすぎる問題に心を痛めていたフリスビーお ばさんに、森の知恵者フクロウがくれた助言は「家 ねずみたちなら、なんとかしてくれる」というもの だった。 本書のその後が、気になる人は、著者が遺した遺稿を娘が仕上げた「ラクソーとニ ムの家ねずみ」を読んでみて? (クリックすると検索結果へ飛びます) |
ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち(上・下)
リチャード・アダムス・著/評論社 サンドフォールで何不自由なく暮らしていたうさぎたち。 だがある時、不思議な予知能力を持つ仔うさぎ・ファイバーの兄ヘイズルをはじめ、 数匹の若いうさぎ達は、ファイバーの予感を信じ、住み慣れた地を後にする。 それは、過酷な旅と戦いの始まりだった。 うさぎのウサギの世界を描いた、上質のファンタジー作品。 検索へ |
シルバーウィング(銀翼のコウモリⅠ)
ケネス・オッペル著・/小学館 コウモリが主人公の、ちょっと珍しい話を紹介しよう。 太古の昔、獣と鳥の間に起こった大戦争。争いを嫌い、どちらにも味方しなかったコウモリは、戦争終了後、獣からも鳥からも裏切り者呼ばわりされ、太陽を見ることを禁じられてしまう。闇の世界へ追放されたのだ。 ...続き ところがある時、銀翼コウモリの好奇心旺盛な少年・シェードは、掟を破って太陽を見てしまう。それを知ったフクロウの急襲により、コウモリの住処は焼失。住む場所を失ったコウモリ達は、冬季の住処がある南へと旅立つ。だがその途中で嵐にあって、シェードは群れからはぐれてしまい…。 いつかコウモリに太陽を取り戻してくれると言い伝えられる「ノクターナの約束」。その約束に「人間」がかかわっているのか。「ノクターナの約束」を追って行方知れずになった、シェードの父親。シェードの冒険が進むにつれて、謎は深まって行く。 シリーズ全3巻にわたる、少年コウモリの大冒険!! (クリックすると検索結果へ飛びます) |
ハロルドのしっぽ
ジョン・B・マルシアーノ著/BL出版 ニューヨークの小さな小さな公園唯一のリスとして暮らすハロルド。 小さな縄張りを見て回ったり、散歩に訪れる人の前で、飛んだり跳ねたりして見せて、おいしいご馳走にありつくなんて、ごきげんな毎日を過ごしていたけれど...... が、ある日公園に紛れ込んできた薄汚いドブネズミの挑発にうっかり乗ってしまったから、さあ大変! ご自慢のフワフワしっぽを失って、まるでネズミのような姿になってしまったハロルドを待っていたのは―――!? 検索へ |
「いきものアート」シリーズ
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内山 りゅう・著/ジュリアン 両生類・爬虫類・水生昆虫など、水に かかわる生き物たちの写真集。 どちらかと言えば、嫌われがちなカエル やとかげだけれど、写真に写された、そ の鮮やかな色彩の美しさや、ユーモラ スな表情に「気持ち悪い」なんて嫌悪感 も、忘れてしまいそう。 検索へ |
ライオンの飼い方
同文書院 犬や猫あるいは、鳥や亀だって、初めて飼うときに飼い方を教えてくれる本はたくさんある。でも。もし、ライオンが飼いたくなったら?パンダをペットにしようとしたら? そんなときは、この本を開いてみよう! ライオン、ゾウ、キリン、ペンギンなどなど…普通は動物園でしか見られないような14種類の動物を飼うときの、育て方やしつけ方、お部屋の改造方法からその金額まで、バッチリ教えてくれる! 検索へ |