都会(まち)のトム&ソーヤ はやみねかおる 著/講談社 (既刊5冊)
塾帰りの内藤内人(ないとうないと)が見かけたのは、財閥の跡取りで学校始まって以来の天才といわれるクラスメート・竜王創也(りゅうおうそうや)の後姿。 ふとした好奇心で、彼の後をつけていくが、通りを曲がった途端、彼の姿を見失う。いや、見失ったのではなく、創也が「消えて」しまったのだ。 これが、内人と創也の冒険物語のはじまりだった。 ...続き おばあちゃんの知恵袋(というには、ちょっと物騒か?)に通じるサバイバー内人と頭脳明晰だけどどこか抜けてる創也が挑むのは、日常のささいな謎から幻のゲームクリエイターの正体追跡までバラエティーに富む。 でこぼこコンビが繰り広げる、雑学満載のアドベンチャー系ミステリー!! (クリックすると検索結果へ飛びます) |
ナンシー・ドルーミステリ シリーズ キャロリン・キーン著/東京創元社
渡辺 庸子訳/カバーイラスト:ミギー/カバーデザイン:萌田知子
数百冊に及ぶ「少女探偵ナシー・ドルー」シリーズの最も初期の作品の完訳版が出た。 「古時計の秘密」はナンシーがこの世に登場した1番最初の物語だ。 生前、周囲に援助の手を差し伸べていた金持ちの老人が亡くなった時、強欲な親戚が、持っていた遺言状によって、遺産を全て独り占めしてしまった。 援助が絶えて困窮する人々の存在を知ったナンシーは、老人が残し、隠したはずの遺言状探しに取り掛かる。 1.古時計の秘密 2.幽霊屋敷の謎 検索 |
てるてるあした加納朋子 著/幻冬舎
多額の借金を作って夜逃げした両親のとばっちりで、せっかく受かった高校進学も諦め、ボストンバック1つを手に、遠い親戚がいるという田舎町・佐々良(ささら)へとやってきた照代。 佐々良は、不思議なことが当たり前に起こる町だった。 照代の携帯に届く差出人不明のメール、不思議な赤ん坊、謎の少女の幽霊……。 ...続き 不思議に、謎に触れるうち、自分の「可哀相さ」しか考えられず、毛を逆立てたハリネズミのようだった照代も、少しづつ変化してゆく。 優しい不思議と悲しい謎に満ちたミステリー。 (クリックすると検索結果へ飛びます) |
しずるさんシリーズ 上遠野 浩平 著/富士見書房(既刊3巻)
「ブギー・ポップ」シリーズの上遠野浩平が贈るミステリーは、安楽椅子探偵物! 山の中腹にある白い病院に長期入院中のしずるさんと、彼女の見舞いに足しげく通うよーちゃん。 病室という閉ざされた空間の中で生きるしずるさんが、よーちゃんの運んでくる、世間を騒がす不思議で奇妙で不気味な謎を鮮やかに解き明かす。 1冊に4つの謎解きがある、短編連作集。 ...続き 1,しずるさんと偏屈な死者たち 2.しずるさんと底無し密室たち 3.しずるさんと無言の姫君たち (クリックすると検索結果へ飛びます) |
オチケン! 大倉 崇裕 著/理論社
大学の入学式直後に名前のせいで、廃部崖っぷちの「落語研究会」いわゆる「オチケン」に強制入部が決まってしまった、越智健一(おちけんいち)。 落語は名人芸らしいが、のらりくらりと掴みどころのない部長・岸や、優しげな風貌ながら実は腹黒?な中村といった先輩に振り回されて、授業出席もままならない毎日。 そんな時、部室獲得の権利をかけた陰謀に、オチケンも巻き込まれ・・・?? 検索 |