もうすぐ開催されるオリンピックに先がけて、熱いスポーツの世界をたんのうしちゃおう!!
スポーツ選手 増田明美歌代 幸子著/理論社
増田明美といえば、スポーツジャーナリストとして、マラソンの解説などをこなすかたわら、様々なバラエティ番組にも出演する、よく喋りよく笑う、元気で小柄な女性のイメージが強い。そんな彼女のスポーツ人生は、挫折と再起の繰り返しだったのだ。 東京オリンピックが開かれた年に、千葉県の岬町(現いすみ市)に生まれ、山と海と田畑に囲まれた農村地域で、豊かな自然の中を駆け回って育った増田明美。そのせいかどうか、体が小さく運動が苦手だった彼女も、長距離だけは得意で、助っ人として出た駅伝での走りによって、一躍注目の的に。その後中学2年で、本格的に走り出してわずか1年、全国大会の800メートルに千葉県代表として出場。全国4位の成績をおさめた。 ...続き その足を買われて進学した、千葉県下でも陸上に力を入れる私立の名門、成田高校では、恩師・滝田監督と出会う。元来の負けず嫌いが災いし、ライバルとの心理戦や、無茶なダイエットによる体調不良に悩まされ、一時陸上から離れたこともあったが、その都度、やはり走ることを諦めきれず、マラソンへと戻ってくる。在学中に、いくつもの大会で新記録を樹立した増田は、一躍トップランナーの仲間入りを果たした。 そして高校卒業後、初めて女子マラソンが正式種目に採用されたロスアンゼルスオリンピックで、その代表選手に見事選ばれた増田だったが、本番当日、最悪の結果を迎えることとなる。 今の彼女からは想像できない、壮絶なマラソン人生がここに。 (クリックすると検索結果へ飛びます) |
ビジュアル博物館 オリンピック 同朋社
オリンピック絵事典 PHP研究所
「オリンピック」についての本を2冊紹介しよう。 「ビジュアル博物館オリンピック」では、古代オリンピックと呼ばれる、オリンピックの起源となった、紀元前からギリシャで行われていた「オリンピア競技会」から、テーマ別に多くの写真とともに、オリンピックを解説している。 「オリンピック絵事典」は、その古代オリンピックにならって、1896年に復活した近代オリンピックについて、第1回のアテネ大会から第27回のシドニー大会まで、各大会の見所や、豆知識、また、オリンピックで競われる各競技について、簡単なルールやあらましが記載されている。 世界のお祭りの、その裏の裏を知っていれば、今回のオリンピックは、よりいっそう楽しめるかも!? 検索 |